お寒いでやんす。メンテ&カスタムで調子を取り戻したKSRproさんで、ひさびさに遠乗りしてみると、もう冬が迫って来てるのが実感できます。
ここ最近は通勤などの短距離しか乗っていなかったので、スロットルを捻る腕が筋肉痛になりました。手のひらにも久々にマメらしきしこりと痛みが。もともとスロットルは重かったのですが、理由があって重くしていた、というか、だからと言って筋肉痛になるほど重くなることは無かったので、何かトラブっているのかも。
理由その1は、KSRのスロットルコーンを巻き取り52Φの超ハイスロにしてたからです。
左が純正コーンで右が加工したハイスロ。ちょっと捻るだけで即全開に出来るのと、リッターバイク(R1000→KATANA)に乗った際に要求されるmm単位のスロットルワークとの操作感の差を埋める為、という理由もありました。
その2で、VM26キャブのスロットルスプリングを2本仕込みにして強いバネでアイシング防止にしてました。こんな感じでスロットル引きの重さは持ってるバイクの中で断トツに重かったです。筋肉痛になるほどに引きが重いなんてことは今までは無かったので、VM26の点検もします。
スプリングの巻き方向が2本同じなので、巻き込んで絡まって重くなることがあります。
うん。絡まってないですね。
スロットルバルブも綺麗なものです。ヤレヤレ・・・私の腕が鈍ってしまったのか。
最近KSRでツーリングに出掛けるってことが無かったですしね。
筋肉痛になってしまうのでは本末転倒なので、捨てずに取っておいた純正のスロットルコーンに付け替えましょうか。
回り止めの突起があって、コーンはエンド部分が蓋されたタイプなので加工が必要です。突起は切り飛ばしてエンド部は開口しますが、加工自体は簡単です。
色違いで同じタイプのハンドルグリップを何故か持ってたので、ソイツをはめ込み。純正加工のスロットルコーンは赤になっています。ハイスロは白です。
取り替えると実に軽やかに回せますねぇ。今までハイスロにしていましたが、捻って開けるというよりは開けすぎたのを少し戻してその位置をキープしてジワッと微開けして・・・の繰り返しで、無駄な筋トレ状態ではありました。スロットルワークの練習にはなってたでしょうけどね。
そして。
冬の定番装備と言えばハンドルカバー。
ハンカバがミラーに移りこんでしまうので、純正ミラーに付け替えます。
最近は電熱グローブなんかもありますけど、手に関してハンカバに勝る防寒装備はありませんね。グリップヒーターの無いKSRの場合はこのハンカバに冬グローブの組み合わせで、真冬は乗ってます。終日出かけるツーリングなどでは、ハンカバの中にカイロでも入れておけば、中はコタツ状態なので指が悴んで苦行のような事にはならないですね。
さすがにKATANAには付けないですけど、スカイウェイブにもハンドルカバーは装着します。雪さえ降らなきゃ冬でもバイクには乗れる地域にせっかく住んでいることだし、冬ごもりせずにきちっと備えてバイクを楽しみましょう、ということで。
電熱ウェアってどうなんでしょうね?防寒用のウェアは手持ちであるにはありますが、重ね着せを減らせたり着膨れを軽減できるなら1着買ってみるのも良いかもです。