MT-07は納車時からYSPのメンテナンスサービスパックに入っておりまして、定期的に点検に持ち込んでいます。オーナーである嫁は店で診てもらう、というスタンスです。
私はと言うと、KATANAもそうですけどKSRもスカイウェイブも店に点検には出しません。点検しても見るだけでは不具合は治らないので、決め打ちで消耗品などのパーツ交換をもうダイレクトに頼みます。距離か経過年数かで悪くなくても交換、って感じです。
YSPのいわゆるディーラー整備を受けているのですが、整備の内容はYSP規定のコンディションチェックです。ヤマハダイアグノスティックツールというのを使ってバイクのECUからログ取って、どういう運行状況なのか確認してくれます。異常があればここである程度トラブルが予測できるという優れものですね。
ECUのログ検索とかKATANAにもあるハズなんだけど、SBSにはこういうサービスは無かったような・・・
伝票に販売年数が2018/02/24とありますが、こちらの店舗に整備を引き継いだ日付ですね。このMT-07は2016年に購入したもので、かれこれ6年乗っています。
点検の中でスロットルの動きが悪いとの事で、バラしてみるとハンドルバー内が錆びておりスロットルコーンに干渉していたので錆落しして滑らかに、そしてリアブレーキの踏み代が他のMT-07と比べて深いので、リアブレーキフルードのエア抜き施工していただきました。こういうのがサービスなのは良いですね。
エンジンオイルの交換と追加でプラグの交換を頼みまして、今回はDXプラグというものに換えてみました。
総走行距離:21,620km
エンジンオイル・オイルフィルター交換 ヤマルーブRS4GP 10W-40 2.6㍑
プラグ交換 moto DXプラグ MT-07 LMAR8ADX-9S
リアブレーキフルード エア抜き
スロットルコーン内、ハンドルバー錆び除去と清掃
上記以外に洗車・チェーン注油/ペダル調整・空気圧チェック等の点検整備一式が含まれています。
たまに嫁に借りて乗ることがありますが、270°位相クランクパラツインの小気味良いエンジンフィールが楽しいバイクです。流行りの電制はABS以外なにも付いていませんが、主たるコンポーネントの出来が良ければあってもなくてもどっちでも良いものだと思います。
今回DXプラグに換えましたが、イリジウムからルテニウムに電極の素材を変えたバイク専用ブランドという事らしいです。燃費と耐久性が向上するという謳い文句ですがどうでしょうね。MT-07のタンク容量はKATANAより1㍑多い13㍑でして、燃費は22~26km、だいたい200km走ったら給油するペースです。このタイミングはKATANAとほぼ同じか、もう少し距離は走れる感じです。KATANAもMT-07もカテゴリはストリートファイターということなのでしょうか、タンク容量は昔のバイクと比べて少なく無駄なデッドウエイトは積まないという思想なんでしょう。
燃費が向上するなら換えるメリットがありますね。良い効果が得られたらKATANAにも使おう。