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バイク乗り物知らず

新型KATANA 車検 整備一式

KATANAを車検に出すのでその準備をします。

New KATANA m0

以前、ハンドル幅→車幅が車検証の記載サイズになるよう色々と対策パーツを用意したのですが、肝心のハンドルバーをFATコンドルからロードステアリングへ換えてしまったので、車検証のサイズ通りかを確認します。
ちなみに新型カタナの車幅は830mmです

 

Road steering + active bar end

今の組み合わせはロードステアリング+アクティブ製バーエンドでして、現仕様でのハンドル幅は790mmでした。
40mm足りないのでこれでは車検に通らないですね。
このロードステアリングの幅は750mm、純正ハンドル幅は765mmと15mm短いです。以前使っていたハンドルバーのFATコンドルはさらに短い675mmなので、FATコンドル用に車検用ロングバーエンドを用意しておりました。これをちょっと手直しすれば楽勝です。

 

Road steering + heavy weight bar end

デイトナのヘビーウエイトバーエンドに組んでいた車検用の延長カラーを外して取り付ければOK、楽勝と思っていましたが、サイズを測るとなんと860mm・・・30mmオーバーでコレも車検通りません。
なんか策士策に溺れる感が漂う。

 

Handle bar end

車庫を捜索してバーエンドをかき集めてきました。
前述のバーエンド2種類以外に、黒いのは新型KATANA用、メッキのはスカイウェイブ用の純正バーエンドを発見。ホント捨てずに取っててよかった。

 

Road steering + new Katana genuine bar end

ロードステアリング+新型カタナ純正バーエンドの組み合わせでは810mm、と車検基準±20mmのギリで・・・OKかな?
これでも良いけどギリギリを攻めて落されたのではかなわん。

 

Road steering + Skywave genuine bar end

ロードステアリング+スカイウェイブ純正バーエンドで830mm。車検証の車幅ピッタリになりました。これなら車検通りますね。

 

KATANA m0 vehicle inspection

あとサイレンサーをAKRAPOVICのスリップオンに換えてますが、JMCA認証の国内仕様正規品ですので音はOK、触媒は純正のままなのでガス検証明書などの書類もありませんし不要です。アクリポイント製のフロントスクリーン上端には付属の縁ゴムを取り付け。このままで車検に通る状態に仕上げて、後はショップに預けて車検を受けてもらいます。

 

Replacement parts

せっかくショップに預けるので、メンテ&消耗品の交換もついでにしてもらいました。
エアクリのフィルター2種類は、あまり汚れてはいませんでしたが交換します。ちなみにエレメント交換は納車から2回目になります。マニュアルではエアブローで掃除して規定距離まで再使用とありますが、お勧めしません。
R1000K5系列のエンジンユニットにはアイドリング低下の持病がありまして、2000年台後期のハヤブサにも同様の持病があると聞いたことがあります。
同系統のエンジンな新型KATANAにも、個体によってはアイドル低下病が発症するかもしれません。

 

GSX-S1000K6 Throttle body

このアイドリング低下病を直すには、タコメーターがスロットル開度を後から追いかけてレブるのを待つほどのガバ開け全開加速を何度も繰り返すか、エアクリBOX外してスロットルボディを洗浄する、というとても面倒なやり方でした。R1000K6を10年以上乗ってるうちに他にもアイドル低下病を抑える方法がある事に気が付きまして、新型カタナにもその方法を踏襲しています。

原因はスロットルボディのセカンダリバルブ周辺がブローバイの吹き返しで汚れてしまうというものなので、エアクリエレメントとブローバイ吹き替えし用のフィルタブリーザを毎回新品に交換します。そしてエンジンオイルは気持ち少な目に入れます。これでアイドル低下はほぼ出なくなります。ヨシムラやK&Nかなんかの洗浄して再使用できるエアクリエレメントはサーキット用と考えた方が良いですね。あ、峠で廻し屋さんはこういう症状出ないと思います。

 

MotoDX CR9EDX-S

2万km以上乗ってた割にはプラグもまだまだ使えそうでしたけども、新商品のMotoDXプラグに換えました。いつもならクーラントも交換するのですが、KEMITECとかいう高耐久なのを納車時に入れてあるので換えなくても大丈夫ですよ、という説明を受けてそのまま。あとエンジンオイルとブレーキフルードなど汁物を交換してもらいました。

 

TTZ10S

最近セルボタン1プッシュのイージースタートが上手く効かないので、弱ってきたバッテリーも交換します。
純正バッテリーではなく台湾ユアサの液別式の互換品で、価格は純正の1/4ぐらい。KATANAのバッテリー設置方向は横置きではないので液別式の互換バッテリーで問題ないでしょう。バッテリー液を入れて初期発電が終わったら、一晩充電器にかけて取り付けます。

 

Battery exchange

バッテリーを一旦車体から外してしまうと時計とかリセットになってしまって、再セットするのがめんどくさい。そこで予備バッテリーを端子に並列に繋いでおいてからバッテリーを交換します。電源が途切れないのでECUの学習データも、もちろんタイムカウンタもリセットされずにバッテリー交換ができます。

車検に合わせて消耗品関係の交換をしましたが、自分の乗り方ですと2万kmぐらいでは交換する必要のないパーツもありました。ま、サーキットにも行かないですからね。

 

GSX-S1000S katana m0

■総走行距離:24,333km 継続車検

◆フロントブレーキパッド交換:Vesrah street sports disk pad ZD-CT x2
◇前後ブレーキフルード交換
◇エンジンオイル交換:YACCO MVX1000 4T 10W-40 2.8L
◇エアクリーナーエレメント・ブリーザーフィルター交換
◇プラグ交換 MotoDX CR9EDX-S x4
◆バッテリー交換 台湾ユアサ:TTZ10S

バッテリーとブレーキパッドは自分で交換、他はショップで、という感じで車検代と消耗品交換のパーツ代と合わせて約10万といったところでしょうか。