連休の暇に任せて自分でリアタイヤをティムソンのTS636へ交換をしましたが、
通勤やらチョイ乗りやらで乗ってみると案外グリップするし摩耗具合もそれなりでKSRには相性が良いかもしれません。
さて
KATANAを車検で預けた際に代車を出してもらえました。我が家には嫁専用のアドレスV125Gがありますけども、代車で借りたV125Gは初期型のK5、2005年式です。
K5のV125Gはメーターパネルの表示が違います。スピード表示が140km/hまであるのとウインカーインジケーターが無いですね。排ガス規制の緩い時期のモデルなので、馬力マシマシのいわゆるフルパワーモデルです。
さすが代車なだけあってエンジンは快調ですが、ブレーキレバーがゴリゴリとタッチが最悪です。ちょっとレバーを外してピストンの当たりを見ると段差が出来てて錆びも浮いてる。すこしメンテしましょうか。
レバーのアタリ部分も段差が出来ていたのでペーパー当てて削り落とします。コレ実は綺麗にしてもレバーのゴリゴリ感は多少収まる程度で、本来ならレバー交換しないとタッチは戻りません。
ブレーキマスター側も段差を削って簡単にグリスアップします。
車体も汚れてたので軽く水洗い。お借りした代車でどこかに出掛けたりはせずに、ショップとの往復しかしませんけどもガソリンも満タンにしてお返しします。
新型カタナにもMT-07にもMotoDXプラグを入れましたので、KSRさんにも使ってみます。このDXプラグにすると燃費が少し向上するのとトルクが僅かに厚くなるような気がします。これだけだとただの気のせいかもなので、小排気量車なら違いが顕著に表れるのではないかと思いまして、KSRで検証してみます。
プラグレンチは車載工具を使って外します。MT-07もKATANAも車載工具にプラグレンチは無かったので汎用工具でプラグ交換は出来るようになっているんでしょうか。昔のバイクは専用の車載工具がないとプラグが外せなかったりしたものですが、新型カタナも07もプラグへアクセスするまでが酷いこと工数かかるのでユーザーは触らないで下さいってことかも。
左が今までついてたもので、右がMotoDXプラグ CR6HDX-S 型番としてはもう1種類CPR6EDXというものもありまして間違えると付きませんのでご注意を。
NGKのwebサイトで商品説明を見てもイリジウムプラグとは僅かな差しかないようです。MotoDXプラグには、さらにプレミアムなんてグレードまであって、その違いもよくは判りません。ま、悪い物ではないようなのでDXとDXプレミアの価格差も僅かだし、なんならDXプレミアにしてみたかったです。
外した古いプラグの焼け具合。見たところでそんなに詳しいことは分かりませんが、真ん中は白く焼けてて周辺にカーボンが付着してて、湿ってはいないです。燃調があってるときつね色になるっていいますけど、KSRはオーバーサイズのVM26キャブに進角弄ったCDIで無理やりキャブセットを合わせてるので、どうなんでしょうね。低回転では濃くて高回転で焼け気味ってとこでしょうか。これ以上のセッティングはどうしようもないんですがね。
総走行距離:35,054km
プラグ交換 NGK MotoDXプラグ CR6HDX-S
前回プラグ交換したのは15,000kmぐらいだったか、それから2万km乗ったプラグの割にはそこまでひどくは無かったです。2stと違って4stはそこまでプラグに神経質にならなくても問題なく走っちゃうものですね。
標高の高い山へ向けて走ってみました。登りのキツい坂でもジワジワと車速が落ちずに進もうとするので、トルクが若干上がっているのは間違いないですね。ただし高回転まで考えなしにスロットルをパカパカ開けてもエンジンの回転上昇は鈍く、思ったほどの加速感は無いです。換えただけで体感できるほどモリモリにパワーアップするような、そんな便利なプラグではありませんね。
KSRは原始的な、いわゆる直引きキャブのVM26を使ってますので、スロットルワーク一つでいくらでも馬力が低下します。そういう気難しい所もありますけども、長いトンネルで無風・勾配がほぼ無い状況で、上手くスロットルを開けていけば3桁速度に達する、という夢を見ました。デジCDIの点火マップを再度詰めて弄ればさらに変わりそうですが、元気があったらやります。燃費の方も一度に100km以上の距離を乗るならリッター40kmの大台に乗りました。前は~38kmだったから5%upかな?
微妙ですが、DXプラグの効果はありますね。金額もイリジウムプラグとそんなに変わらないので、プラグ交換する際には換えとくと少しだけ良い、って感じです。