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バイク乗り物知らず

MT-07 転倒補修 レバーとミラーの交換

MT-07 running through Koishiwara traffic Park

紆余曲折ありまして、満足するレバーへの交換が済んだMT-07。

自宅からそう遠くない距離に、S字とかクランクとか低速走行の練習場みたいな感じで遊べる所がありまして、飽きるまでMT-07を乗り回せると嫁は喜んでいましたけども、その練習中にMT-07を倒してしまったようです。現場は見てないです。

Ride it billet lever curved due to falling

右側に一回倒しましたのでブレーキレバーが曲がりました。このままでもブレーキ操作は出来るように、折れる切れ込みの所から曲がってくれて、良い仕事してくれました。嫁は膝を打ったぐらいで大した怪我もなくて、良かった。

Scratches on Hepco and Becker engine guard

納車から付けていたエンジンガードが初めて役に立ってくれました。補修パーツでこのスライダー部分だけ取り替えることもできますが、ほとんど速度は出てなくて立ちごけに近い状態だったので、滑走傷ではないです。ちょっと目立たないように馴らすぐらいの補修か、なにもせずそのままでも良いでしょう。

Damage to water pumps and pipes

他のダメージは、路面にコツンと当てた感じでウォーターポンプの辺りをこすっています。コレ走行中だったらパイプもろとも直撃してクーラント巻き散らかして走行不能になるのでは。今回はエンジンガードのお蔭で傷は浅く、タッチペンでそれっぽく錆止め腐食防止でリタッチしました。あとはミラーとバーエンドをこすったぐらいです。

wmxmt fully adjustable lever

では、曲がってしまったレバーを交換します。今度はwmxmtって、知らんなぁ・・・中華製の可倒式でレバーの長さも調整出来る全部盛りのフルアジャストレバーにしました。これなら倒してもレバーを曲げずに済む・・・こともあるかも。カッチリとした建付けでガタも少なく精度は高そうです。

Fixed the backlash of the collapsible gimmick

可倒ギミック部分に少しガタがありましたのでプライヤーでガタを無くします。レバー遊び調整のノッチにはガタがほぼ無くて良い仕上がりだと思います。コレで5000円ちょっとなので買うのに迷わないってのは良くある罠ですね。
コケてレバー曲がった?よし買い替えよう、って簡単になります。

wmxmt brake lever

組付けました。なんだか、操作感が硬いです。曲がったRIDE ITのブレーキレバーと何度か付け替えてレバーの引きを比べたりします。色々とギミックが組み込まれていますからレバーそのものも重たいせいなのか。中華レバーにはブレーキピストンを薄く押し続けるアカン奴もあったりするので、念入りに確認しますが、そういう事ではないみたい。
wmxmtのフルアジャストレバーは組付けパーツのガタも少なく自分的に好評価でしたが、ブレーキもクラッチも操作が重たくなりましてこれでは改悪、使う気になりません。

RIDE IT billet lever

そういうわけで、曲がってしまったレバー部分を交換してRIDE ITビレットを再生しました。車種は何でもよいので好みの色の中古レバーを買って手持ちのMT-07用ベースに組み込めば、すぐに補修は出来ます。色はブラックにwmxmtフルアジャストからパーツ取りしたチタンブルーグレーのアジャストノッチを組み合わせました。
この手の互換性のあるレバーは、パーツ状態にして保管しておく事にしました。可変ギミック用の鋼球やスプリングなど、色々と使い道がありそうです。レバーとしてではなく、可倒式のステーや引き出し式キャリアフックを自作するとか、そういう感じで。

RIDE IT billet lever

結果的にクラッチ側も色が変わっただけでRIDE ITビレットレバーのまま、という事になりました。

クラッチレバーにはカラーを付けてホルダーへ組み付けるのですが、wmxmtフルアジャストはこのカラーが差し込むだけで落ちずにピッタリと収まってました。純正もRIDE ITもEFFEXも差し込むだけでは脱落してしまってグリスを塗って保持しつつ組むぐらいの緩さがありましたが、wmxmtのフルアジャストにはそういう隙間もなくギッチリハマる感じです。

各パーツの寸法はピッタリすぎるのも良くないんですね。適度な遊びが無いと、操作が重くなってしまう事もあるのか。勉強になりました。

MT-07 genuine mirror

ミラーも中古の純正で傷の無い上物が格安でありましたので、ソレに交換しました。今回の転倒以前に左側ミラーもバイクカバーで擦れて色落ちしていましたから、この際傷の無いものに揃えます。

左側に付けた中古ミラーは走行風でクルンと向きが変わってしまいますけども、上部キャップを開けて中に納まっているロックナットを絞めてやるとミラー位置を固定出来るようになります。細いペンチでナットを挟んで、ミラー本体ごと締め込み方向にゴリッとやると位置固定に硬さが戻ってきます。たぶん調節の仕方を知らなくてユルユルのミラーは要らんわ、って手放したんでしょうね。

今まで付けていた傷ありミラーも、鏡面が割れてはいませんから使用には問題ありません。予備として保管しておきます。

MT-07 ABS matt gray metallic 3 EBL-RM07J

滑走せずにただ倒しただけですから補修も簡単に済みましたし、倒してダメージを受ける場所もある程度分かりました。レバーもミラーも交換用パーツが確保できたと考えれば、1回ぐらい軽く倒す程度のことならそんなに悪くはないと思ったり。

あ、左側に倒した場合はドコにダメージがあるのか、は分からないです。

The repaired MT-07 and the new Katana

ダメージは私が直せる範囲だったからこれぐらいでコカす分には全然かまわないよ~と嫁にフォローしましたが、こんなのは流れ弾に当たったようなモンだ、と全然気にしてない様子。

フォロー要らなかったみたいです。