我が家にある原付二種2台、まとめてオイル&フィルター交換をします。まずはアドレスから交換しましょう。
今回は2台ともにオイルフィルターの交換もしますが、アドレスは今まで嫁が自分で交換していたので私はやった事ないです。まーなんとかなるでしょう。
使いそうな工具なんかをやる前に揃えておきます。交換するオイルはレプソルの1Lパッケージの買い置きと、オイルフィルター交換に必要な物がセットで揃ってる便利な交換フルキットを入手しました。このキットがあればドレンワッシャは不要ですね。
今まではセンタースタンドを立てると廃油ボックスが入らなかったので、木片の上でスタンド立てて上げ底にしました。車重が軽いので上げ底にしてもスタンド掛けは簡単に出来ます。
アドレスのオイルフィルターは車体左側、駆動系側にあります。手前のワイヤーが作業するのにとても邪魔で、意外に時間がかかります。このワイヤーはリアブレーキのでしょうかね。
取り外したオイルフィルターとフィルターカバー。オイルレベルゲージ付きのキャップのOリングなどを、キットに入っているOリングと交換します。初めての作業でしたが見たものそのままで外して付けてって出来る簡単さですが、ただ一点。
1つだけドコのOリングか分からなかったのでよく観察すると、フィルターエレメントを収めているエンジン側に取り付けるものでした。フィルターエレメントをスプリングでエンジン側へ密着させる際のシールになるOリングなんでしょうね。場所が場所だけに知らないと分からない。
レプソルの最安値オイルですが、引き出し式のノズルが付いてる容器でした。別にオイルジョッキを用意してたんですが、これ買うならジョッキは要らなかったです。便利で良いですね。今後はコレリピートしようかな。
10W-30とすこし軽めのオイル粘度なのでエンジンのフケは多少良くはなるでしょう。
ADDRESS V125G 総走行距離:47,383km
■エンジンオイル交換 REPSOL MOTO HMEOC 10W-30 950ml
■オイルフィルターエレメント交換 KITACO オイル交換フルキット
<オイルフィルター ドレンワッシャー Oリング3種類(オイルレベルゲージ/フイルター/フィルターカバー)>
さてお次は
KSRのオイル&フィルター交換です。
オイルはアドレスと同じレプソルで、Oリングはkwsaki純正パーツ、フィルターは汎用品を前もって買っておきました。一応ドレンワッシャも用意しましたけど、ワッシャの具合を見て再使用するかどうかを決めます。
適当な厚紙でオイルガイドを作って廃油ボックスへ流し込み、エキパイが汚れないように養生します。KSRは前回オイル交換してからほぼ1,000kmでの交換なのですが、既に真っ黒だし廃油の川にうっすらと白い筋がみえます。これは、ブローバイガスが乳化したものが出てきていますね。オイルミストのマヨ化が酷くてオイル点検窓はまったく見えません、が、もう慣れました。
前回フィルター交換したのが約2年前の総走行距離32,000kmぐらい。それから6,000kmちょっと乗っていますので、そろそろ交換時期ではありました。空冷原2のエンジンオイルは1,000km交換が推奨らしいのですがそこは2,000kmごとに換えて、フィルターは3回に1回交換って感じがメンテサイクルとしては良いかと思います。
KSRはアドレスとは違って、フィルターエレメント側にOリングが付いているタイプのものです。フィルターカバーのOリングも今回は換えます。ドレンワッシャは潰れ具合からもう一回ぐらいは使えそうでしたので、裏返して再使用することにしました。
フィルターカバーとドレンボルトを取り付けて、オイルを入れて交換は終了。オイル点検窓は見えないので決め打ちで1,050ml入れます。
年に1回の頻度で、自作の内圧コントロールバルブを含むブローバイガス還元装置もメンテします。乳化してバルブを塞いだりと、付けるのは簡単でも性能を維持するための手間が掛かるのが、この手のブローバイ系カスタムの面倒な所です。
エアフィルターエレメントも一緒に清掃します。こちらも走行距離に関わらず年1で行います。このエレメントは10年以上前からの使いまわしなので、K&Nのフィルターってかなり耐久性ありますね。ここまで耐久性が高いなら、新型カタナにも導入を検討してみましょうか。
ブローバイキャッチタンクをエアクリボックスへ接続しようとすると、何故か取り付け位置が合いません。メンテでバラすと毎回どこかしら追加工作が必要になってしまうのが素人カスタムの泣き所、メーカーの設計は偉大です。
高さを揃える為にステーを組み替えたりパイピングを加工したりして、キャッチタンクを組み込みました。まぁパイプ関係の交換も出来たので、コレはこれで良しとしますか。意外なほど劣化してて知らずに破れていたりしますからね。
寒さも和らいだことだしハンドルカバーを外します。ミラーを通常仕様に戻すつもりでしたが、新型カタナで使っていたバーエンドミラーが余っていましたのでKSRに取り付けてみました。このバーエンドミラーは後方視界が抜群に見やすいので、倉庫の肥やしにしとくのは勿体ない。
取付作業は車庫の中で行いますが後方視界が取れるミラー位置を出すのには、やはり道路に出して実際に確認しないとできませんね。バーエンドミラーにすると車体の幅が増えるのですり抜けがやり難くなりますが、見やすさ重視で良いかと思います。
KSR110pro 総走行距離:37,368km
■エンジンオイル 交換 REPSOL MOTO HMEOC 10W-30 1,050ml
■オイルフィルターエレメント 交換
■フィルターカバーOリング 交換
■エアフィルターエレメント 清掃
■内圧コントロールバルブ・ブローバイガス還元装置 清掃&組み直し
春になる直前にV125GとKSRと2台まとめてメンテを済ませました。
2台まとめて作業してほぼ終日かかりましたが、作業の大半はKSRのメンテでしてアドレスのオイル交換自体は1時間ぐらいでしょうか。
バーエンドミラーはフラットバーかハンドルエンド分が上向きの鬼ハンに合わせると映えると思います。逆にセパハンのようにバーエンド部分に垂れ角が付いていると、格好良い位置を探すのに苦労すると思うのです。なんか変な位置から角が生えちゃってるみたいに見えてしまって、シルエットが逆三角形にまとまらないって感じですかね。