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バイク乗り物知らず

新型カタナ ドリンクホルダ取付と MT-07 アドレスV125G のRAMマウント加工

The new Katana at Roadside Station Imari

新型カタナでどこかに出かける時には、ほとんどシートバッグを付けています。走りに行った先で飲み物ぐらいは買いますが、ペットボトルを買って飲みきれなければシートバッグに片付けてました。

GSX-S1000S KATANA m0

たまには素の状態でスマートに乗りたかったりしますので、そうだなぁ、ドリンクホルダをどこかに取り付ければシートバッグを付けずに済むし、それにツーリング時にドリンク類をシートバックとは別に収納できればバッグ容量の節約にもなるし、とこれは一石二鳥ですかね。

ということで今回は新型カタナと、我が家のバイク達のハンドルアクセサリを色々やります。

Skywave handle status

スカイウェイブは固定式のスマホとドリンクのホルダを付けてます。まーごちゃごちゃした感じになってますけど実用性重視で付けっぱの固有装備です。ほとんど使うことはありませんが、RAMマウントの菱形ジョイントをハンドルブレースに付けてはいます。用途としてはコンビニフック的な使い方しかしていません。

Handle condition of KSR110pro

KSRはハンドルバッグにシリコン製のスマホバインドホルダを取り付け、メーターバイザーステー兼用の樹脂製のドリンクホルダ、ハンドルブレースにスカイウェイブと同じくRAMマウントの菱形ジョイントを付けてます。こちらも固定装備になってます。

この二台は必要なホルダ類が装着済みなので残りの三台、MT-07・アドレスV125G・新型カタナ、の3台で共用できるホルダーアクセサリ類を作成して、それぞれ乗る際に使いまわすようにしてみましょう。一言でいうと3台のRAMマウント化、って感じです。

Ram Mount Rhombic Joint AMPS Hole Pattern (2 Holes) 1 Inch Ball RAM-B-238U

まずは取り付けベースの作成・・・RAMマウントのベースを各車両側に取り付けて、必要に応じてアクセサリを使いまわして付け外すようにします。この菱形ジョイントは5mm穴なので6mmのボルトが通せるようにタップを立てて、6mmボルトで車体に取り付けします。

Mounting status of MT-07 RAM mount base

MT-07にはフロントブレーキ取り付けクランプの上側に、カラーを噛ませて共締め固定します。意外と詰め詰めに各パーツがレイアウトされていて、ハンドルバーに直接取り付けるスペースがありませんでした。ブレーキクランプの上側なのは、フルステアでタンクカバーに干渉するのを避ける為です。角度も当たらない位置を探るとこのような取り付け方になりました。

Ram Mount X Grip (S) Smartphone Holder with Tether 1 Inch Ball RAM-HOL-UN7BU

マウントベースにXグリップホルダを取り付けると、こんな感じになります。見てくれが仰々しいのでXグリップホルダは常設せずに、スマホをナビなんかで使う場合だけ取り付ける運用になりますかね。嫁がソロで乗った時には、このXホルダが活躍するでしょう。

Attach your smartphone to the Ram Mount X Grip (S) Holder

RAMマウントのXグリップホルダは画像のように縦方向に挟み込む使い方だと、挟む爪は左右方向で上下方向にはありませんから、大きく振られてXグリップが少しでも開けば落下することは有り得ると思います。

取り付け状態を見たら当たり前に想定出来ることなので、スマホを縦マウントするなら脱落防止バンドを使用するべきですが、縦マウントして使っても落ちたことはありません。たぶん新品状態の挟むバネの強さなら落ちなくて、そのテンションが経年劣化で落ちてくると落下リスクが上がる、とかそんな感じでしょうか。素直に落下防止バンド使え、って話ですけども。

Ram mount mirror frame base 11mm hole 1 inch ball RAM-B-252U Address V125G RAM mount base installation status

アドレスには、11mm径穴のフレームベースを右ミラーと共締めにしました。アドレスのミラーは逆ネジアダプターかなにかでしょうか根本は2分割になってましたので、その間に挟み込んでいます。スクータータイプにはこの手のアクセサリを取り付ける場所が有りません、というかハンドル自体がカウルで覆われているので、ミラー部分にどうにか工作するしかありません。

Ram mount cradle holder (S) without ball RAM-HOL-PD3U

アドレスに仮り付けしているホルダーは、Xグリップホルダではなくてクレイドルタイプです。このクレイドルホルダには組付けボールは無いので、菱形ジョイントを付て使えるようにしています。横方向に挟む爪は4ヶあるのですが、3ヶだけ付けています。

Attach smartphone to Ram Mount Cradle Holder

クレイドルホルダは上下方向にも挟む爪があるので、走行中に落下はしないと思います。スマホをどうしても縦マウントで使いたい時には、このクレイドルタイプが確実でしょうか。1ヶ所爪を外しているのは、画像の通りスマホの電源ボタンに触れてしまうからです。

これでMT-07とアドレスの2台のRAMマウント化ができました。

Ram mount U-shaped clamp base (stainless bolt) φ12.7-25.4mm compatible 1.5 inch ball RAM-231U Ram mount mirror frame base 11mm hole 1 inch ball RAM-B-252U

さて、今回の本題です。
新型カタナにはマウントベースを1ヶ追加して、3ヶ所になりました。これは本来ハンドルの立ち上がり部分を隠すというか、ハンドルの高さを誤魔化す意図で付けています。やろうと思えばRAMマウント製のアクセサリを、計3つ取り付けることが可能です。しませんけど

Bikeguy PET cage (for PET bottles) and Unicar Industries RAM mount processing for motorcycle drink holders

手元にあったドリンクホルダーに、菱形ジョイントを組んでRAMマウントアームで使用できるように加工しました。右はアルミ製のペットボトルケージ、左はKSRにも使っている樹脂製の汎ドリンクホルダです。2つ作ったのは新型カタナとMT-7の2台同時に使用することがあるかも知れないからです。

Attaching the RAM Mount X-Grip and PET Bottle Cage Ram mount short arm for 1.5 inch ball RAM-201U-B

アルミ製のペットボトルケージとXグリップを仮付けしてみます。このボトルケージはフレーム状ではありますが、占有する空間が広くてハンドル周辺から飛び出してるように見えます。ある程度は諦めないと利便性は望めませんが、もうすこしどうにかならないかな。

Installation of RAM Mount X-Grip and Motorcycle Drink Holder Ram mount short arm for 1.5 inch ball RAM-201U-B

樹脂製のホルダーと取り替えてみます。こちらの方がまだマシな気がしますが、どうでしょう。
Xグリップホルダはカタナのハンドルのこの位置に常時設置していて、トップブリッジの一部のように見立てております。ココがスカっと見通せるとハンドルの高さが目立ってしまうのと、スマホホルダの取り付け位置的にバランスの良いレイアウトはココしかないと思います。

Set a smartphone and a plastic bottle on each mount

実際にスマホとドリンクをセットしてみます。物を入れてしまうとゴチャっとした感じは否めないですね。Xグリップホルダの支え爪が下側にも来る横方向にスマホを組めば、脱落防止ゴムがなくても落ちませんしメーター表示にも被らないので、横向き設置が良いと思います。カタナのメーターと縦並びで、スマホがデュアルモニタのような雰囲気になります。

Situations where riding jackets and helmets are locked to the handlebars

ツーリング中の休憩では右ハンドル部に取り付けたメットホルダーに、ジャケットのタグとメットのDリングを共に施錠して、ウェアとメットを車体に置いて身軽になって休みます。ここに追加でドリンクホルダーってなると流石に生活感?丸出しですね。

今回こんな事をやり始めたもう一つの動機は、手持ちのヘルメットの中にフェイスオープン出来るNEOTEC2が有りまして、ツーリング主体の走りでは使い勝手も、そもそものメット出来も良くて、ハンドルに飲み物があると手軽に水分補給できて都合が良いなぁ、という単純な思い付きからです。他にはフルフェイスでX-FourteenやM30もありますが、その時はドリンクホルダを外してハンドル廻りをすっきりプレーンな状態に戻せば良いですからね。

New Katana petit touring specifications

車体に組付けた状態を遠目で見ると、各種ホルダ類はトップブリッジ直上に隙間なく集中して配置してますから、意外に目立ちませんね。ここにシートバッグを追加すれば、日帰りツーリング仕様にバイクを使いこなしてる感が出て、コレはこれで良い雰囲気になったと思います。

いろんなスマホホルダがあるとは思いますが、RAMマウントから出ているアクセサリは汎用性が高くて使い勝手が良いのでお気に入りです。ボールジョイント式の固定ベースさえ車体に取り付けてしまえば、手持ちの各種ホルダがどのバイクにでも共用できるので複数台持ちにはかなりの強みを発揮します。


で、後付けパーツ盛り盛りのよくある残念なハンドル廻りにならないようにしたつもりですが、うーん、どうでしょうね。