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バイク乗り物知らず

新型KATANA m0 <GSX-S1000S> サービスリマインダー リセット

GSX-S1000S KATANA m0

気候もベストシーズンになりまして、ツーリング三昧の新型カタナさん
意外なほど乗っていまして、あっという間に走行距離が伸びます。

Combination meter

スズキ二輪車は設定によってサービスリマインダーがメーターに表示されます。ショップに点検に持っていきなさい、という表示です。
新型カタナのメーターはコンビネーションメーターという名前になってますけども、タコメーターやスピード表示などの決められた液晶パターン表示になっている部分と、右下の一角は昔のPCモニタのようなモノクロディスプレイ部分とのコンビネーション配置になってるのでこの名前なのかな、と思います。ここでいろんな情報の表示や設定ができます。

 

Select switch

このディスプレイ操作は、ハンドル左スイッチの上下セレクターで行います。使用するボタンは2つしかないので、とても操作性の悪い仕様です。上下に加えてそれぞれのボタン長押しを含めた4アクションで操作します。

セレクター上長押しでEXIT(終了・キャンセル)
セレクター下長押しで確定(決定・実行)
■項目選択はセレクター上下2方向の短押し

真ん中のモードボタンは決まりものの液晶表示になっているトラコンの選択時にしか使いません。

 

Menu mode

キーONで漢字の「刀」がスパッと切れるオープニングセレモニー後に、セレクター下長押しでメニューモードに入れます。RPMインジケーターやディスプレイの表示選択・時計合わせなどのメニューの中に「SERVICE」モードがあります。

 

SERVICE mode

ここはサービスリマインダーの設定確認が出来るだけ、というメニュー。設定された距離か時間が経過するとキーONのオープニング前にスパナのアイコンが出ます。このリマインダーアイコンをオーナーが自分でリセットする事は出来ずショップに持っていかないと消せないという仕様で、そのまま乗り続けると壊れるよ的なことを言われます。

 

ふと、そういえばGSX-R1000K6用になんか特殊工具を買ったような・・・

 

Service coupler

あったあった。コレ。シート下に意味深などこにもつながってないカプラがあったのを思い出して、これ付くんじゃないの?

 

Service coupler switch

つきました。ジャンパスイッチがついててON・OFFできるようになってます。たしかこの特殊工具はサービスカプラスイッチとかいう名前の工具で、R1000K6の排気デバイスかスロットルポジションか、なんかそういうものの設定で必要だったような気がする。

画像見て気が付きましたが、カプラの上に「GSX-S1000SRQM0」とモデルラベルがありますね。スズキ公式では「KATANA」とだけしか車体名はありませんでしたが、モデルはやっぱりGSX-S1000Sで正解のようです。その次のRQはなんのことかわかりません。末尾の「M0」は多分・・・、スズキは西暦末尾2桁をアルファベットで表してまして2000~2009はK、以前乗っていたR1000K6のK6は2006年型、という意味になります。次の2010~2019はL、2020~2029がM、なのでM0ってことは、こやつは2020年型ということになりますか。納車は2019年なんですがね。ちょっと話が横にそれました。

 

Menu mode 2

メインキーをONにしてメニューモードに入ってから、このカプラのスイッチをONにしてみます。時計の横に「C00」って表示が増えましたね。これスロポジの位置表示だった気がする。SERVICEモードに入ってみましょう。

 

SERVICE mode 2

先ほどと違ってサービスモード内に「RESET」モードが出現してます。なんか隠しコマンドみたいな感じですが、リセットモードに進みます。

 

RESET mode

モード入りしてそのまま、この表示でした。この設定で良いので反転表示されてる「SET」をセレクター下長押しで「確定」します。おそらく年月日や走行距離数の所にセレクト上下で反転選択を持って行って、セレクト下長押しでそれぞれの項目を変更できると思います。めんどくさいんでそのまま確定しましたけども。

 

Meter display

一旦メインキーをOFFにしてサービスカプラスイッチを外して、再度キーONに、もうサービスリマインダーアイコンは出ません。上手いことリマインダーのリセットが出来ました。なんでも捨てずに取っておくもんですなぁ
こういうのはサービスマニュアルを買えば全部載ってる事ではあるんですけど、3万ぐらいするので中々手が出ないです。マニュアル見なくてもある程度は類推して分かるように作ってあるものですしね。

 

KATANA m0 <カタナ エム ゼロ>

早いもので買ってからそろそろ3年が経ちます。もういい加減「新型」ではないし、思いがけず正式名称もGSX-S1000Sと分かったことだし、ブログエントリ名からも新型は外した方が良いのか。とは言え呼び方が難しいですねぇ。S1000Sカタナと呼べば良いのか、いやいや、1000の刀は過去にもあったので混同しそう。R1000系の呼び方だと年式のK6とかを付けて区別してたのでKATANA m0 なのか。Google検索で「KATANA m0」と検索するとそのものズバリで新型カタナの海外パーツがhitするのでこの呼称で間違いはないようです。しかしこれだと第三者に伝わりにくいので、やっぱり新型カタナなのか。

まぁどうでも良いか。