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バイク乗り物知らず

新型KATANAの積載について

積載に乏しいのではないか?と憶測で語られる新型カタナですが、普通のロードスポーツカテゴリのバイクと同じような量は積めます。

 積むというよりはシートバッグなり、なんなり付けたらそれで済む話なので、あまり語ることは無いのですがそこは一癖あるので触れておきたいと思います。

 

【車載物】 純正状態ではシート裏に組み込み式のスパナが1本に六角も1本という心もとない車載工具。あと車検証などの書類ファイル一冊。

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KATANAにはテールカウル両サイドに細長いスペースがありまして、小物が入れられるようにトレー状に仕上げてありますが形状がトリッキーすぎて入れる物の工夫が必要です。
まずは不定形に畳めるモノで、ウエス代わりのタオルに、防寒着代わりにもなるヤッケ、それにと2m長のプラ製タイダウンベルトを入れてます。
タイダウンベルトは出先で急に荷物が増えた時にブックバンドの要領で荷物を結束して、肩からワンショルダーでたすき掛けして運ぶ非常用のモノです。重量物は無理です。

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細長いペンケース状のものなら2つ、左右に分けて納められるので、追加の車載工具・・・シート裏にバラかしてる工具類がソレですが、これらを全部KATANAに積んでいます。
これだけ車載出来れば2020年代のバイクとしては及第点じゃないでしょうか。

 


【積載物】 シートバッグの大小の2つと、サイドバッグの組み合わせでKATANAには積載しています。

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フルセットで装着するとこのような収まりに。手持ちは以下の3つ

◆tanax motofizz スポルトシートバッグ MFK-096 容量9.1L Kシステムベルト W-T20
◆tanax motofizz ミニフィールドシートバッグ MFK-100 容量19-27L Kシステムベルト W-T20
◆DEGNERスポーツダブルバッグ NB-13 容量12-20L×2

 

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普段は小さいスポルトシートバッグを使っていますが、荷物が増えるような時はミニフィールドシートバッグ、この2つで殆どの用事は事足ります。
スポルトシートバッグは両側にサイドポーチ的なものを加工して取り付けました。
この2つのバッグは接続ベルトが共通なので、ベルトを付けっぱでバッグだけを簡単に取り換えできる優れものです。
固定用にKシステムベルトをシート相手に結束するのですが、車体側のシートレールに組み付けた方がなにかと便利です。

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宿泊ツーなどでさらに荷物が増える場合は左右振り分けのサイドバッグを追加します。
シートバッグもサイドバッグも、取り付けするだけなら何もせずにKATANAにそのまま付きますがちょっと安定性に乏しく、テールカウルの塗装削れの原因になるでしょう。

 

ちなみにこのサイドバッグはGSX-R1000の時から使っていた10年選手でして、使用頻度は少なく汚れもほとんどありませんが反射材のワッペン状のモノが劣化してズタボロに剥がれます。現在は取り外してボロ隠しに適当なワッペンを貼って使っています。

 

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ということでKATANAにはシート下のテールカウル一部を金属プレートで補強し、長ナットとステーを組み合わせてインナーフックを仕込んでいます。
シートバッグ用とサイドバッグ用のベルトをシートレール内部に通して内装したままにしてますので、ベルトをカウル外に引き出せばバッグ装着は秒で出来ます。

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ちょうど良いステーがあったのでテールカウルの外側にサイドバッグサポートを取り付け。これないとテールサイドがガリガリに削れますが、気にならないならそのままでも。なんかウイングレットっぽくて、フェンダー移設キットと合わせてテール回りが何かノーマルと違うな?感が出ています。

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ミニフィールドシートバッグと両サイドにダブルバッグを取り付けると最大容量で67Lになりますので、KATANAは荷物が積めない、なんてことはないです。
もっと大きなバッグを使えば合計100L超えで荷物は積めますね。まぁ、しないんですけども。