KATANAのデザインと整合性が取れるようにハンドル周辺の配置に手を入れて、ある程度は意図通りの仕上がりになりました。
意図通り・・・この意図とは、ハンドルバーの伸びてる部分を見せないようにする、という単純なものなのですが文章での説明が難しいので、
似たような角度の画像で比較します。
まずハンドルバーだけ換えた状態がコチラ
なんかグリップが高い所に伸びている、そんな印象ですね。
そしてバーはそのまま、ハンドルポーチで隠すとこのような状態に。ミラーもバーエンドに換えてますがKATANAのデザインからハンドル周辺が浮き上がっているのをかなり抑えられています。
バー根本が見えない角度の画像を見れば、私がやりたい事がなんとなく分かっていただけるかと思います。
でも、まだ詰めが甘い。
このように後方から見るとハンドルバーの立ち上がり部分が丸見えで、ハンドル高いナァってなります。実際高くはないんですけど、KATANAのデザインと合致していない違和感が明らかになる部分でしょうか。
バーの根本隠しで取り付けたハンドルポーチがちょっと小さい。隠せてない。容量も小さくてほとんど物は入らないです。
スマホホルダーのベース的な使い方しかできないのも不満です。
採寸して良い感じのバッグを探すこと数か月・・・で、見つけてきたのはコレ
もういきなり加工後の画像ですが
DEGNER(デグナー) 吸盤式タンクバッグポーチ 1.5L ブラック NB-180
ポーチサイズのタンクバッグをハンドルマウント出来るように改造しました。以前付けていたスマホホルダーも移植。
RAMマウントやその他のスマホホルダーについてですが、あまりにバイクにがっちりと固定してしまうとスマホ内蔵のカメラの手振れ補正機構を破損してしまう、とかなんとか。それだけが理由ではありませんが、スマホの固定はバッグ経由でゆるーくシリコンゴムで固定・・・というよりバインドにしています。
ジッパーの金属製の持ち手は切り飛ばして組紐だけに加工しました。走行中にカチャつくと気が散るので。
吸盤式なのをバラしてマグネット式に改造します。吸盤を取り外すのがちょいと強引だったのかダメージが残りました。
そして固定用のフラップを上に追加して計5ヶのマグネットを仕込んでいます。ファットコンドルのハンドルバーはスチール製なので磁石で固定しよう、という考えです。脱着も簡単ですし。
ハンドルポーチを取り外すとニョッキリとハンドルバーが立ち上がっているのがよく見えますね。えー・・・自分はバーハンが嫌いというわけではなくて新型カタナには似合わない、そのようにKATANAはデザインされていない、という考えです。
バーハン自体は様々なマウントキットを付けて色んなものが搭載できますから、セパハンよりも利便性に優れます。自分も右側にはRAMマウント用のボールマウントが付けてありますし、左側にはgoproなんかのカメラマウントベースが仕込んであります。
バッグを取り付けるとこのような仕上がりに。マグネットを仕込んだフラップをハンドルバーに巻き付けてバー根本を隠してしまいます。容量が1.5㍑もあるのはとても心強いですね。予備のモバイルバッテリーを収めても良いし小銭ホルダーも仕込めます。
シートに座って位置を微調整。
バッグがメーターに被ることもなく視認性に問題はありません。
なんか色々と付けましたけど、ハンドル周辺が後付けパーツでグチャグチャに散らかってる残念なカスタムにならないように、取り付けたパーツの造形を眼で追った時に感じる視覚情報の密度差に気を付けています。
その為に実用する予定のないパーツもハンドル廻りには付いていたりします。
ハンドルバーの根本付近は上手く隠せたようで、バーハンっぽさはかなり消せました。しばらくこの状態で乗ることにします。