ふとMT-07押し歩きをすると、スロットルがどこまででも回ってしまう事に気づいた。
スロットルコーンかストッパーの辺りがどうにかなってたら面倒だなぁ・・・なんて
思いながらバーエンドを外します。
あ、MT-07のバーエンドはボルトねじ込み式になってるんですね・・・ってコレ
全部ワンパーツなのか。
六角1本でエンドごと取り外せました。とても合理的で、すごいコストダウンやな
で、外したエンド部で動きを観察するとグリップ部がスロットルコーンから外れて
スルスルと空回りしています。
スロットルホルダをバラさずにグリップの補修だけでいけそう。
グリップヒーターの配線を外さずに引き延ばして再接着します。
スロットルコーン内部のトラブルでなくて良かった。
購入から結構な距離と年数が経ちますが、ラジエターがくすんできました。
無塗装だからしょうがないけど。
虫がセンター部分にも当たったのかフィンの歪みもありますね
ETCHING FACTORY ラジエターコアガード MT-07
コレを今更ながら取り付けます。ガードもですが汚れ隠し的な感じです。
現在流通在庫は無いのかな?中古で入手しました。
KATANAに付けた中華品とは雲泥の差です。
エッジもトキトキに立ってて細部も細かく、素手で触ると皮膚を削り取られそうな仕上がり。
シュラウドを外して仮合わせ。精度は抜群でピッタリと収まります
樹脂カバーシュラウドと共締めにして組付け。
ラジエターフィンとコアガードとの隙間が全然ない恐ろしいほどの精度ですが
振動とか擦れとか、そういうのは大丈夫なんでしょうか。
上の正方形のデザインっぽいのとかMT-07のロゴとかにグレーの塗装がしてありましたが落して無垢地にしました。
光の反射でチタンっぽく鈍く光る感じが良いと思いますが、どうでしょう
余談ですが、MT系のノーマルエキパイにはナノ膜コーティングが施してあるので、ただのステンエキパイのつもりで研磨剤での磨きは厳禁です。
いつまで経ってもステン焼けしなくて妙だなぁと思っていたらまさかのコーティングをしてたとは。こういうのって部材費や生産コストは低く抑えられるのですが、ここに至るまでの設計料というかデザインコストはどうなっているんでしょうかね。並みのメーカーにはできない発想ですし。
MT-07はあまり弄らないのでよく知らなかったのですが、バーエンド1つ取ってみても
コストダウンのやり方がスタイリッシュすぎてびっくりしました。