私にとって新型カタナの違和感の元だったハンドル周辺は、ほぼ思った通りの出来上がりにカスタムできました。出来たのは良いことですけども、来年車検なんですよね。
当面乗り換える予定はないので車検を受けますが・・・コレ通るんだろうか。幅とか長とかサイズ的に。
えーと、車検証を確認してみます。
全高に関してはスクリーンまでの高さなので純正オプションのスクリーンなら問題ないです。全高111cmに対して±4cmまでOK
全長はというとリアフェンダーを移設しておりますが、リアサスリンクを20mm・フロントフォークは15mmローダウンしていますので軸距離が伸びています。えー計算してないけど軸距離が伸びてて全長213cm±30mmに収まってるでしょう。車検前にリアタイヤを扁平率55にしてもよいので、全長に関してはどうにでもできます。
問題は全幅83cmの部分。バイクの全幅はだいたいハンドル幅で検査します。±20mmが車検の通る範囲です。
測ってみました。
72cmでした。
これだと車検には通らないですね。
これぐらいの幅が自分には扱いやすいハンドル幅なんですけどね。自分のバイクを自分が扱いやすくしたのに車検的にダメ出しされる、というのはなんだか理不尽な気がします。
ついでにスカイウェイブのハンドル幅も測ってみました。
70cmでした。
自分好みにバーエンドを換えてコレぐらいの幅が良いな、って弄るとだいたい70cm超になるようです。
バーエンドミラー仕様のミラー幅も測ってみました。
約90cmです。
ちょっと幅広くて、すり抜ける時に気を遣う車幅感でしたけどもやっぱり広いのね、当たり前だけど、という感じです。バーエンドミラーのアーム部分をバイクの幅として測ってくれるのなら83cmの所で車検的に通りそうですが、ミラーは車体の寸法に含めない、という決まりのようでして、この理屈は微妙かも。
しかし法律って不合理な事が多いですねぇ。
スカイウェイブのミラー幅も測ると80cmです。KATANAより10cmコンパクトで、これぐらいの幅が乗りやすい、と私は思います。ま、うだうだ言っても仕方がないので、対策を考えましょう。車検は1年後ですが準備しておかないとその時になってあたふたしてしまう。
ハンドル幅にはバーエンド部分も含むので、ハンドルを延長するならバーエンドを延ばせばよいのでしょう。
手持ちのバーエンドウエイトに20mmのカラーを噛ませてボルトも長いものに換えてロングバーエンドにします。
お気に入りのバーエンドミラーは外してしまうので、別途バックミラーを用意しないといけません。
Z2風のベリーショートミラーを購入、1ヶ1700円ぐらいです。このミラーに換えるのではなくて欲しかったのはミラーのアーム部分のみ。このアームにKATANAの純正ミラーを組み替えよう、という作戦です。
なぜそんな事をするのか。
純正ミラーそのままではカッコ悪いから、です。
できました。新型KATANA車検セット。
さっそく車体に仮組して採寸してみましょう。
作業途中の画像です。
なんか形容しがたい迫力のクアッドミラー仕様カタナ。
このまま走り出しても問題はナイはず。
乗らないけど。
ロングバーエンドを組み込んで、車検仕様を仮組してみます。
なんだか悪くないですねぇ。
掘り込み式の車庫の中での作業でして、回りがゴチャついてますが土の中なので回りの気温よりもすこしだけ涼しいのです。直射日光もないので、風さえ回っていればなんとか作業していられます。
ハンドル幅は81cm。
これなら車検に通りますね。
車検証の幅83cmに対して-2cmの81cmのギリギリを攻めるのはちと不安なので、本番では5mm幅のカラーを追加しとけば全幅で落とされる事はないでしょう。
スタンダードな普通のミラー位置につけても新型カタナには似合わない
と以前言いましたけども、ショートアームで純正ミラーを低く組んでみると、これはこれで似合っているかも・・・なんてな。一度この仕様で乗ってみるのも一興でしょうか。