スカイウェイブにOIL CHANGE ランプが付きました。前回交換したのは1年以上前で設定距離は4,000kmごと。このチェックランプは意外に目障りです。
オイル量も1,200mLと少な目なので今回は自分で交換します。ショップに持っていくのがめんどうというのもあります。点検窓から見るとオイルレベルが分からないほど真っ黒です。走行距離は4,000kmとそれほど長くは無いですが、交換したのが1年半前という期間のせいでしょうか。
レプソルオイルの残りがあるのでエルフの安いオイルを買い足して混ぜてみようと思います。10W-40と15W-50で粘度が違いますので、マネしないようにお願いします。
スカイウェイブのエンジンは2万超えた距離に至るとオイル食い気味になるので高い粘度のオイルを混ぜてみるのも良いのではないかな?という思い付きと、物価高なのか1リットル缶のエンジンオイルの価格が軒並み上がっておりまして安かったオイルがたまたま粘度違いなものだった、という理由です。
簡単にオイル粘度表記を説明すると、10W-40とあります左側の「10W」は、冷感時の粘度でエンジン始動時の硬さ。右側の「-40」は高温時の粘度で、エンジン稼働中の油膜の保持能力などに影響します。
手前にあるのがオイルフィルターの蓋で、ドレンボルトはこちら。今回はオイルフィルターを買っていませんのでオイルのみ交換をします。
オイルのみなら1,200ml、フィルター交換時は1,300ml、エンジンオーバーホール時(=オイル全容量)は1,500ml。オイル交換のみだとエンジン内に300mlも古いオイルは残ったままということになります。
軽くご近所に買い物に乗って、エンジンに熱入れてからオイルは抜きます。ドレンボルトを抜くと勢いよくオイルが排出されますが、真っ黒でかなりジャばってます。ブローバイガスの水蒸気から結露した水が混入してるんでしょうね。
ドレンボルトのガスケットは使いまわすつもりでしたが、そもそもボルトにがっちり噛み込んでいて外せませんでした。次回はショップで交換するついでにワッシャ交換も依頼しよう。先端にマグネット付きのドレンボルトでした。僅かですが鉄粉のようなものが付着していました。
ブレンドしたオイルでも交換直後は透き通った飴色です。
5分ほどアイドリングしてエンジン内部に吸わせてエンジン止めて、落ちてきたオイル量で適量か確認します。
オイル交換で床に溢してしまいましたが、ある程度ペーパーウェスで吸い取ったあとクレ556をビタビタに吹きかけて再度吸い取るとかなりマシに清掃出来ました。溢したオイルがタイヤに付いて滑ったりするのは避けたいですからね。
たった5分のアイドルですが、少し黒ずんできました。オイルフィルターは交換していませんから中にオイルが残った状態なのでこんなもんでしょう。
オイル量は適量なのでコレで良いです。
それにしても物価上昇が半端ないです。これだとスクータータイプの車両には四輪用の安いオイルを使ってみるかどうか、検討の余地アリですね。バイクはエンジン部分とミッション部分のオイルを共用していますが、スクータータイプは四輪と同様にエンジンとミッションとが別になっていますので、使用しても問題はないかと思います。
総走行距離 23,949km
■エンジンオイル交換 REPSOL MOTO SPORT 10W-40 500ml ELF MOTO4 ROAD 15W-50 700ml オイルブレンド
OIL CHANGE ランプの消し方は、キーOFF時からSETボタンを押しっぱなしでキーON→そのままSETボタン押し続けてOIL CHANGEの表示が消えたらリセット完了。
CJ46Aではこの方法でリセットになりました。
センタースタンドのあるバイクはこの手のメンテがやりやすくて捗ります。
粘度の違うオイルのブレンド使用はお勧めはしませんが、残オイルが残った状態でもエンジンは問題なく稼働はするので、多少粘度の違うオイルを混ぜて使ってもそんな大騒ぎするほどのことは無い、と思います。良いか悪いかで言ったらそりゃ悪いでしょうけど、なんならオイル食い気味のエンジンなら継ぎ足し補充したりもするので、そんなに気にするものでもないでしょう。
