嫁の脚用アドレスV125G。二輪用品ショップで前後タイヤ交換をしてもらってきました。
換えたタイヤはブリジストンのHOOP01、KSRもリアに幅120サイズのものを履いていましたね。グリップはあんまりよくないけど持ちは良かった。日常の脚に使うのならベストチョイスなタイヤでしょうね。
リアブレーキシューも一緒に交換。タイヤ交換と一緒にオーダーすると工賃が節約できてお得です。いずれも嫁がショップに持ち込んで作業してもらって、込み込み2万ちょっと。
一緒にフロントのブレーキローターとパットも交換してもらいたかったようですが、見積もりしてもらうとローターだけで17,000円もするとか、びっくり価格だったので止めた、との事。それなら、私が通販でパーツ頼んで交換することにします。
アイネット 純正タイプ ディスクローター&ブレーキパッド セット
アドレスV100 95-06:アドレスV125 05-11 G:アドレスV125 05-11:アドレスV50(2サイクル) 96:レッツ(4サイクル) 97-03 S
純正部品じゃありませんけど純正互換品がネット通販で2,200円ぐらい。流用できる車種の数がスゲェけど原1クラス・・・。他にローターボルトも買って3.000円。
今からホイール外して弄るので、まずは水で洗います。ほぼノーメンテなので汚れがかなり溜まってる。フォークのボトムは塗装が剥げて地金が露出してますしホイールには錆び。折角バラすので簡易に塗装してみます。綺麗にレストアするのではなくてこれ以上錆びが進行しないように、という保護的な目的です。
各パーツが車体に組まれている状態で、パッドピンやアクスルシャフトなどは緩めておきます。V125Gのブレーキパッドピンは回しても抜けなくてなんだ固着してんのかコリャ?で、観察するとはCリングっぽい脱落防止ピンがハマってました。
フロントホイールを取り外します。画像では見えませんがフレーム下にパンタジャッキで支えて、アクスルシャフトが抜きやすくなる高さに調整して、シャフトは抜きます。ブレーキローター側にカラーがありますね。
フロントホイールからブレーキローターを取り外します。ローターは裏側に12mmのロックナットで止まっています。これはハードブレーキングとかしたらダメな強度なのでは。ローターもV50とかレッツとかの原1と共通パーツだし、V125は本当に原1の車体に125クラスのエンジン積んだだけ、というバイクなのですね。
フロントフォークの塗装をしますので、カウル周辺をマスキング。キャリパーやメーターケーブルも適当にマスカーでくるんで保護します。逆光で真っ暗なのでフォークのダメージが良く見えませんね。
錆びは取ってないんですけど、汚れは簡単に落としてシャシーブラックで塗装。錆び取ってないんでボコついた表面のままになってますね。フォーク塗装のついでなのであんまり手間暇掛けてられないんです。途中でモチベ下がるとあとの作業がただの苦行になっちゃうので、趣味のメンテは面白いかどうかが最優先、面倒な作業は端折ります。でないとバイク触ろうって気持ちが湧いてこない。
フロントフォークは錆びては無いので、塗装が剥げていたものを隠す感じで塗りましたが、段差になってしまったのと純正塗装の下から腐食が浸食してる部分が分かりやすくなってしまいましたね。粗くペーパーかけて馴らすぐらいはした方が良かったのかも。そもそもホイール外すからついでに保護塗装もしよう、という寄り道作業なので適当です。
フロントのブレーキローターを交換。ボルトも交換しました。
純正ローターは3.5mmという記載がありましたが互換品のコレには3mm。これは使用限度の厚みってことでしょうか。0.5mm薄いけど、減ってきたら早めにローター交換で対応しましょうか。純正部品の17,000円じゃなくて、このローターは2,200円だから7枚買えるし純正ローターがこの互換品の7倍持つとも思えないし。
ローターセットに付いてたブレーキパッド。パッケージの裏にはとっても良いと書いてましたが、どうでしょう。すり減ったパッドより新品が良いのは当たり前ですが、前はデイトナの赤パッドつけてたようです。パッケージの表のどこにも製造メーカーの名が入っていないってのが怪しいです。
ブレーキキャリパーへパッドを組付け。スライドベースを引き抜いてピン部とブーツにグリスを再封入、ブレーキピストンは歯ブラシで乾いたまま何もつけずにブラッシングしてからブレーキクリーナーでカス汚れ落とし、バックプレートはなんか外すと組めない気がしましたので、同様にドライブラッシングで汚れを落としだけです。各種のピンとパッドの当たり面にグリスは塗りました。
ピストンは指の力で奥まで押し込めましたので、ピストン周囲に汚れが固着したり錆びたりしてる風でもないし、4万オーバーの走行距離にしては良い状態だと思います。
さくさくフロントホイールを組付けます。アクスルナットやキャリパー留めボルトなんかは真鍮ブラシで軽く磨いています。フォークのボトムもホイールの錆び隠し塗装も車体に組み付けてしまえば、まあまあな感じ。塗装前の錆び錆び塗装剥げ剥げなのよりはマシに見えます。
今回初めてV125Gのローターとパッド交換をしましたけども、作業はKSRよりも簡単でした。ローターの径が小さくて原1並みなのはブレーキングでフロント荷重になってもグリップが得られずスリップしてしまって制動力に繋がらないから、なんでしょうか。まーそんなに飛ばすなって話ですが、付いてるモノと構造を知ると、とても飛ばす気にはならないですね。
それから、エンジンオイルも交換します。ドレンワッシャも今回は新品にします。サイズは10mmですね。
廃油ボックスを下に潜り込ませてドレンボルトを抜きますが、手がオイルまみれになりました。廃油の色はそれほど汚れた色ではなくて、あと500kmぐらいは持ちそうな感じ。交換するオイルは買い置きのものです。
ADDRESS V125G
総走行距離:46,048km
□前後タイヤ交換 BRIDGESTONE HOOP B01 F90/90-10 R100/90-10
□リアブレーキシュー交換 Vesrah ブレーキシュー リア UZ125G VB-330S
■フロントブレーキローターパット交換 アイネット 純正タイプ ディスクローター&ブレーキパッド セット
■エンジンオイル交換 REPSOL MOTO SPORT 10W-40 950ml
■フロントフォーク ボトム ホイール DIY塗装
46,000kmでブレーキローターは使用限界になりましたが、換えたこの互換品はどれぐらい持つでしょうね。スズキの純正部品が10月以降値上げになったとは聞いていましたけどここまで値上がりしてるとは思いませんでした。我が家のV125Gは台湾製なのでアジアンな互換品が豊富にあります。駆動系などの消耗品を確保しておくべきでしょう。劣化したインナーカウル関係が入手できれば交換したいですね。ま、エンジンぶっ壊れるまでは維持しようと思います。